【サウナ】メンズの美容とサウナについて考える。サウナ歴5年以上のtanaが考えるサウナと美容、そして健康。
みなさん、「サウナ」してますか?ご存知の通り、空前のサウナブームが起こり、最近は少し落ち着いたかな?と思いスーパー銭湯に行くとサウナ室満室!なんてことも。
最近は20代と思われる若い人がサウナハットを被り、本格的に「ととのう」っているよね。
今回、メンズの美容メディアを運営する「MENS WANNABES」では、「サウナ」と「美容」、そして「健康」面において考えていきたく思います。
※この記事はサウナ歴5年以上(まだまだ見習い)のtanaが独断と偏見で書く記事となります。考え方は人それぞれだと思いますし、科学的根拠による裏付けはありませんので、その点をご了承くださいませ。
※TOP画像は私がいつか作りたい理想のサウナ「アクアリウムサウナ」です。生成AIにサポートいただきイラスト画像を作成しました。
私とサウナの出会い
まずは著者のtanaがサウナと出会ったお話をさせてください。
お前がサウナに目覚めた話はいいよ・・・
大事な話です。私に1分だけお時間をください。
ある女性経営者と役員から言われたお話
あれは2018年の秋ごろだったでしょうか?お仕事でご厚意をいただいている経営者の方と会食をしていた時です。
※吹き出しの人物画像は生成AIで作成したイメージ画像です
tanaさんはサウナをされますか?
いえ、サウナはしないです。
あなたは「サウナ」のことを何もわかってない(怒)!!!
えっ・・・
なぜ「水風呂」が「サウナ」の近くに設置されているかご存知ないんですか?
いえ、えっ・・・どういうことですか?
当時の私は、まさか「水風呂」の位置が計画的に設置されているとも知らず、マーケティングの仕事をしている私は「失格」だと思い知らされました。この時に一緒に教えていただいた「サ道」という書籍。ドラマ化もされておりサウナ好きのみなさまにはお馴染みの書籍ではないでしょうか。
まずは「サ道」を読んでください。そしてマンガの通りにサウナを体験してみてください。
その女性経営者は「タナカカツキ」先生の大ファンで、「サ道」を読んでいたというレアな人でした。
※当時は「サ道」も「サウナ」もブーム前です。
これがサウナか!もっと早く教えてくれよ!
今、サウナが好きな人は同じ道を通ったのではないでしょうか?あの100℃近い熱い部屋、そして15℃前後の冷たい水風呂。ようやく「サウナ」の意味がわかった瞬間でした。
そこからはサウナにハマりにハマり、「サ道(マンガ)」を仲間に強制的に贈りつけたり、名古屋在住という地の利を生かし、「ウェルビー」、「サウナフジ」などのサウナ専門店、スーパー銭湯にもかかわらずサウナアワードも受賞している「竜泉寺の湯」、まさかの水風呂が炭酸泉である「らくスパガーデン名古屋」など、複数の温浴施設を体験。
そんなtanaが、サウナとメンズの美容、そして健康について執筆していきたく思います。
サウナは美容に良いのか?
ここからはサウナが美容に良いのか?をテーマに書いていきたく思います。
発汗により毛穴に詰まった皮脂や汚れが落ちやすくなる?
血行促進
引用元: サウナの女性にうれしい効果は?美肌や自律神経に◎な入り方
サウナで身体が芯から温まると血行が促され、体内で循環する血液量が増します。美容面では、血行促進によるデトックス効果で顔の血色が良くなるだけでなく、発汗によって毛穴に詰まった皮脂や汚れが落ちやすくなる効果も。こうした働きかけによって、ニキビやシミ予防にも効果が期待できるのです。
上記はフィットネスクラブで有名なルネサンスの記事より。サウナで体を温めて、その後は水風呂に入り、外気浴で「ととのう」。温冷交代浴により血の巡りがよくなる実感はみなさんもあるのではないでしょうか。私個人の実感では毛穴の汚れが落ちやすくなる経験はなく(もしかしたらなっているかも)、ニキビ、シミ予防の効果も感じないため、ここは個人の実感により違うのではないでしょうか?
・むくみが取れる
・疲れが取れる(失敗すると逆に疲れることも)
・頭がクリアになり、仕事の成果が上がる(気のせいか?)
・顔に透明感が出る
・眠りが深くなる(朝もスッキリ起きられる)
デトックスされている感じはあります。趣味でマラソンをしていますが、10kmぐらい走った後の感じに似ているかもしれません。
熱波による肌、髪へのダメージは?
発汗による肌への美容効果が期待できる一方で、熱波による肌、髪へのダメージは確実にあると考えています。100℃近いサウナ室、またロウリュサービスがあるサウナでは特にダメージが考えられるのではないでしょうか。
・髪の毛の水分をなるべく落としてからサウナ室へ入室する
・濡れタオルで頭を覆う、もしくはサウナハットを使用
・短時間で発汗させるため、事前に温浴で体を温めてからサウナ室へ入る
・サウナ後にコンディショナーを使い髪を保湿する
・サウナ後、ヘアオイルを使い髪を保湿する
・サウナ後のスキンケア(化粧水は必ず)を徹底する
刺激の強い熱波は諸刃の剣。サウナ効果を求めて、熱波も求めてしまいますが、確実に肌へのダメージ、また髪へのダメージはあると思います。
ダイエット・痩身効果がある?
運動後と同じ感覚があり、脂肪を燃焼しているようにも思えるサウナ。ダイエット、痩身効果はあるのでしょうか?サウナ後、体重計に乗ると「あっ減っている!」という経験がある方が多いのではないでしょうか。それは「水分」が体から抜けているだけで、ダイエット・痩身効果ではないと考えています。サウナによる直接的なダイエット・痩身効果はないと思うのですが、サウナに入ることで「代謝」が上がり、結果としてダイエット・痩身効果が期待できる可能性はあると考えています。
・サウナ上がりのビールを我慢する(3回に1回にする)
→ オロポ(オロナミンC+ポカリ)も糖質が多いためオススメできません。ミネラルたっぷりの麦茶がオススメ!
・食後にサウナをする
→ 食前のサウナは、サウナ後のご飯が美味しくて食べ過ぎてしまうため。
・サウナ後は体重計に乗らない
→ 体重が減っていても、それは水分が抜けているだけの可能性が高いから。
サウナ後は体のむくみもなくなりスッキリするため「あれ、痩せたかな?」と勘違いすることも。実は全然痩せていませんでした。だって、これだけサウナに行っていれば、もうガリガリでも良いはずなのに、体型は全く変わりません、、、笑
サウナは健康に良いのか?
はたして、サウナは「健康」に良いのか?いくつかのテーマに沿って考えていきます。
疲労回復?肩こりも良くなる?
血行促進で肩こり解消
引用元:公益社団法人日本サウナ・スパ協会のホームページ
肩こりや筋肉痛の原因は、主に筋肉の過度の緊張や血流の不足です。サウナ浴をすると血行がよくなり、筋肉内を循環する血液量が増え、汗と共に疲労物質(乳酸)が排出されるので、肩こり、腰痛などの神経感覚的症状が改善されます
血行促進による健康効果はあるのではないでしょうか。アスリートもサウナで疲労回復のスピードを高めると聞いたことがありますが、疲労物質(乳酸)が排出されることで疲労回復が早まるのは共感できます。また私は仕事柄もあり肩こりが辛いのですが、サウナをすると一時的に肩こりも気にならなくなります。
水風呂、死なないように細胞が活性化する?
水風呂を出た後なのに「体がポカポカしている!」と感じる人は多いのではないでしょうか?そうでないと外気浴が気持ちよくできないので、当たり前だと思われているかもしれませんが、これには理由があります。私たちのカラダの中にある「ミトコンドリア」、これは細胞内にあるエネルギー生成工場のような機能です。この「ミトコンドリア」、健康や美容に関係しており、「ミトコンドリア」を増やす、活性化させることで若々しさを保つことに貢献しています。
引用元:【ランニングは最高のアンチエイジング 32】水風呂&寒中ラン! 寒さを感じることでミトコンドリアを増やせる - RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル
寒さを感じるとカラダは「このまま寒い状態が続くと死んでしまう。エネルギーを作らないと!」と判断して「ミトコンドリア」を増やそうとします。この状態が健康や美容へ影響しており、強制的に寒い状態を作る水風呂は、健康や美容への効果が期待できるかもしれません。ただし、カラダの冷やし過ぎは要注意!カラダを冷やし過ぎることによる風邪、また水風呂が長過ぎると、水風呂から上がる際にフラつくことも。水風呂から出た際にカラダがポカポカする目安時間を意識してみてください!
本当にカラダに良いことだらけ?
無理をしない、体調の良い時にサウナをすれば、健康効果も期待できる一方、100℃近いサウナ室で10分近く過ごした直後に、15℃前後の水風呂に入る行為は、カラダへの負荷が大きいと考えられます。いわゆる「ヒートショック」と同じことがカラダに起きていると考えられるため、無理なサウナの入り方は禁物だと考えています。サウナのカラダへの負担は諸説ありますが、カラダに良いことだけではないと思いますので、その日の健康状態、水分補給にも注意して、無理なくサウナができることが良いのではないでしょうか?
何事もほどほどに。やり過ぎると逆効果もあると思います。「ととのう」を追いかけ過ぎて、つい追い込んでしまうサウナーには注意して欲しいなと思います。
まとめ
今回は「サウナ」における「美容」と「健康」について考えてきました。美容と健康効果は期待できる一方、「サウナ」との付き合い方次第で逆効果も考えられるため、普段の美容ケア、健康の意識と合わせて、正しく「サウナ」を利用できると良いかと考えています。