【メンズの毛穴ケア・黒ずみ・角栓に】毛穴ケアに効果的な話題の酵素洗顔とは?
皆さんは酵素洗顔を知っていますか?
薬局とかで見たことあるけど、なんなの?
酵素洗顔とはその名の通り酵素が入っている洗顔料のこと。
「毛穴の開きが気になる」「鼻の黒ずみが気になる」「洗顔しても古い角質が残っている」「肌のテカリやざらつきが気になる」「肌のくすみが気になる」
男性には多い悩みではないでしょうか?
実際僕も、鼻の黒ずみや毛穴開きはコンプレックスです…
普通の洗顔じゃ落としきれない毛穴の詰まり、黒ずみに効果的だと酵素洗顔が今話題なんです。今回は普通の洗顔料との違いやオススメの商品をご紹介します。
毛穴に僕と同じ悩みを持つ男性はぜひ読んでみてください!
酵素洗顔とは?
酵素洗顔とは前述した通り、酵素が入っている洗顔。
酵素は皮脂やタンパク質を分解するのが特徴で、一般的な洗顔料では取りきれない古い皮脂や角質、角栓に効果的だと言われています。また古くなった角層をとることでいつものスキンケアがより浸透しやすくなります。
酵素は水と混ざった直後から分解効果が落ちていくので、酵素洗顔の多くはパウダータイプで売られています。
男性の毛穴・くすみなどの悩みは強敵ですよね。酵素洗顔は、古い皮脂や角栓、角質に直接アプローチできるケアとして年齢や性別問わず幅広い世代で人気が出てきています。
酵素洗顔の成分とは?
酵素にはいくつか種類があり、それぞれに異なる特徴があります。
私たちの身体の中にはなんと5000種類もの酵素があると言われています。唾液に含まれるアミラーゼも消化酵素の一種です。
数多くの種類がある酵素ですが、「酵素洗顔」に含まれている酵素は主に「タンパク質分解酵素」と「皮脂分解酵素」の2種類。
タンパク質分解酵素は主に植物から抽出された酵素です。その名の通りタンパク質を分解する酵素で、肌に蓄積した角質に効果的です。くすみやごわつきにアプローチし、なめらかな肌に導きます。
皮脂分解酵素は皮脂を分解する酵素で、主に動物の肝臓から抽出されています。角質を分解する効果はありませんが、毛穴に詰まった皮脂を分解することで黒ずみやニキビなどにアプローチします。
商品の選ぶ時のポイント
色々なタイプの酵素洗顔がありますが、実際にどのような製品を選べば良いのでしょうか?
実際に買いに行ってみると違いがわからないんだよね。
酵素洗顔の使用を考えている方の共通している悩みは毛穴悩みでしょう。あくまで毛穴ケアにフォーカスした製品の選び方を説明します。
「タンパク質分解酵素」が重要
そもそも毛穴悩みの原因は角栓の存在です。毛穴に角栓がつまることによって、毛穴が目立ち、その角栓が酸化することによって黒ずみとなります。
そもそも角栓が何でできているかご存知でしょうか?
角栓は、皮脂でベタつきやすい鼻にできやすいので皮脂が詰まったかたまりだと思っている人が多いかもしれませんが、実は角栓の70%は角質(タンパク質)なんです。皮脂は残りの30%のみ。角質で毛穴に栓をするから「角栓」と呼ばれています。
毛穴から分泌された皮脂と、肌に残った古い角質が混ざり合ってできるのが角栓です。
毎日のスキンケアが不十分だったり、なんらかの原因で皮脂が過剰に分泌されたりすると角栓が肥大化していきます。
要するに、角質を取り除く「タンパク質分解酵素」が重要な酵素となります。タンパク質分解酵素に加えて、皮脂を取り除く「皮脂分解酵素」を配合した製品を使うことでより角栓にアプローチできます。
肌への優しさを重視するのなら1種類の酵素だけ配合されている製品を選ぶのもOK!
自分の肌質や悩みに合わせて必要な成分を含んだ製品を選んでください。
個包装されたパウダー状のものを選ぶ
酵素は水分と混ざってから徐々に分解効果が低下していきます。そのためパウダー状で、水分や空気に触れないように1回分が個包装になっている製品が最も酵素の力を発揮します。
使用するたびにゴミがでてしまうのが少し面倒ですが、使い切りで使用量がわかりやすいです。
アミノ系洗浄成分を使用している
酵素洗顔は角質・皮脂を分解するため洗浄力が非常に高いです。なので洗浄成分の中でも肌への負担が少ないアミノ系洗浄成分が配合された酵素洗顔がオススメ。毎日使用するならなおさらです。
- ラウロイルグルタミン酸Na
- ココイルグリシンK
成分表に上記の成分が書いてあればアミノ系洗浄成分が配合された洗顔です。「ラウロイル〜」や「ココイル〜」で大体始まる名前です。
ただ、僕が知る限り人気な酵素洗顔はほとんどアミノ系洗浄成分が配合されているのであまり気にしないで良いかもしれません。
酵素洗顔の使い方
睡眠前のスキンケアに使用する
酵素洗顔は洗浄力が強いため、洗い上がりの肌はとてもデリケートな状態。いつもよりも丁寧なアフターケアが必要になります。クリームなど油分が多い保湿力の高いスキンケアはお出かけ前には向いていないでしょう。
また、デリケート状態の肌に紫外線などの外的ストレスを与えるのはよろしくありません。
たっぷりと保湿し肌をゆっくり休ませることができる睡眠前に酵素洗顔を使用することをオススメします。
泡立ては少しずつ少量の水で
顔と手を濡らしたら、酵素洗顔を手に取り摩擦を抑えるためにしっかりと泡立てていきます。ここでポイントなのは、少しずつ水を足して泡立てること。
パウダー状なので最初からたくさんの水を含ませてしまうと、そのまま手から流れ落ちてしまうことも。
また水を含ませすぎると泡がシャバシャバになりすぎてしまいます。
まず手のひらに洗顔料を出し水分を含ませる
①もう片方の手で空気を含ませるように泡立てる
②少し泡だったら水分を少し出して泡立てる
→繰り返すとネットで泡立てたような泡になる。
泡立てネットを使用する際は、ネットを濡らした後、水気をしっかりと切ってから洗顔料を乗せて泡立ててください。ビショビショな状態のネットだと、泡がシャバシャバになりやすいです。
一般的な洗顔料より弾力のない泡になりますが、泡に汚れを吸着させるタイプの洗顔ではなく、酵素の力で汚れを分解する洗顔ですので、肌への摩擦が気にならない程度の泡立てで問題ありません。
洗顔する時間は短く
泡立てたら、毛穴汚れが気になる肌や頬から洗っていきます。泡を転がすようにして肌は擦らないでください。
気をつけたいのは洗顔する時間です。洗浄力の強い洗顔なので、洗い過ぎは乾燥の原因となります。しっかりと洗いたくなる気持ちはわかりますが、30秒以内に収めるように心がけてください。
保湿はいつものケアにプラスワンが望ましい
酵素洗顔後は洗浄力の高さゆえに普通の洗顔よりも肌がデリケートで乾燥しています。そのためいち早く保湿をすることを心がけてください。
いつものケアが化粧水・乳液のみの人は、酵素洗顔を使用した日だけでもプラスワンでもう一つ保湿ケアをするのが望ましいです。
僕は酵素洗顔を使用した日はいつものスキンケアに加えてナイトクリームを使用しています。
他にも、美容液を使用したり、保湿力の高い化粧水・乳液を使ってみたりと、自分なりの入念なケアをしてください。
酵素洗顔は毎日はやらない方が良い
企業ホームページには「この商品は毎日使っても問題ない」と書いてあることが多いですが、個人的には週に1〜2回ほどがオススメです。普通の洗顔に比べて洗浄力はかなり強めなので肌への負担になります。
肌に問題が起きなければ毎日でも大丈夫だと思いますが、最初は週に数回のスペシャルケアとして取り入れていくと良いでしょう。
人気な酵素洗顔3選
次は人気な酵素洗顔を軽く紹介していきます。それぞれ特徴がありますので、商品選びの参考にしてみてください。
①ファンケル(FANCL) ディープクリア洗顔パウダー
- タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)配合
- アミノ酸系洗浄成分配合
- 炭、クレイを配合したブラックパウダー
- 糖、ヒアルロン酸を配合
- もっちりとした濃密な泡だち
- 香料・合成色素・防腐剤・石油系界面活性剤を不使用
酵素洗顔といえばまず思い浮かぶのがこの商品。アミノ酸系洗浄成分が肌のうるおいを保持しながら汚れをしっかり落とし、糖とヒアルロン酸がさらにうるおいを与えることでキメが整い毛穴の広がりを抑えます。
酵素に加えて炭・クレイ(吸着泥)を配合されています。酵素が角栓・ザラつきのもととなるタンパク質に働きかけ、炭とクレイが角栓・毛穴汚れ、老廃物をからめとります。
酵素洗顔の中でも泡立ちの良さに定評があります。ボリューミーな濃密泡で、泡による汚れの吸着力に期待できます。
肌への優しさや洗い上がりの保湿感を求める方におすすめです。
②スイサイ(suisai) ビューティクリア パウダーウォッシュN
- タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)と皮脂分解成分(リパーゼ)配合
- アミノ酸系洗浄成分配合
- 「アクアモイスチャー成分」配合、うるおいを守りながら洗い上げる
- 酵素の働きを安定させるシルクコーティング技術
角質と皮脂をW酵素の力で分解します。ファンケルは炭・クレイで皮脂を吸着するのに対し、スイサイは酵素の力で皮脂を取り除くというアプローチに違いがあります。
ファンケルの酵素洗顔はサラサラのパウダー状なのに比べて本商品は少し粒が大きめ。それは酵素を湿気から守り働きを安定させる加工を施しているからだそうです。
泡立ちの良さはファンケルに劣りますが、W酵素配合は魅力的です。角栓による白いポツポツが目立つ人はスイサイがオススメです。(角栓は角質と皮脂が7:3で構成されているから)
③スイサイ(suisai) ビューティクリア ブラック パウダーウォッシュ
ちなみにスイサイにはさらに炭・クレイを加えたブラックパウダータイプもあります。
僕が現在使っているのはこの商品です。
- タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)と皮脂分解成分(リパーゼ)配合
- 炭・クレイも配合
- アミノ酸系洗浄成分配合
- 「アクアモイスチャー成分」も変わらず配合
W酵素に加えて炭とモロッコ溶岩クレイも配合した贅沢な商品。皮脂をより吸着する力があるので、テカリやベタつきが気になる脂性肌・混合肌の男性にはとくにオススメ。乾燥肌の人は肌の油分を取り除きすぎてしまう可能性があるかも。
保湿成分はノーマルタイプと同じ成分が配合されていました!
ですが、「酵素・炭・クレイ配合」で皮脂を落とす力がかなり高いので洗い上がり後のスキンケアは入念に。
上記2つの商品を掛け合わせたような成分なので僕はこれを使っています。
普段テカリ・ベタつきがあまり気にならない人にはオーバースペックかもしれません。使用後の自分の肌の様子を伺って、「洗い上がりが乾燥しすぎる」「逆にいつもよりテカる」と思ったら違う商品を試してみてください。
どの商品も似てるんだね。値段に差はそんなになさそうだけど。
そうですね、自分の悩みや肌タイプに合うような商品をとりあえず選んでみてください。
結局は自分の肌に合うかどうかが1番重要なので、使ってみなければわかりません。
今回の記事はここまでです。
酵素洗顔は、毛穴の悩みがある方は絶対に取り入れた方が良いケアなので、ぜひ試してみてくださいね!