【メンズの毛穴ケア】花王の「毛穴崩壊洗顔」を徹底比較!男性には何がオススメ?
毛穴ケアが一生の課題のYOKOです。
過去に花王の「毛穴崩壊洗顔」を紹介しました。
どちらも花王の商品だったんだね。
そうですね。「ソフィーナiP」と「est」は花王の商標です。
実はブランドの名前が違えど、花王からはいくつか似た商品がリリースされているんです。
以前紹介した「est」と「ソフィーナiP」に加えて、同じく花王の商標である「ビオレ」から発売されている「ビオレ おうちdeエステ 肌をなめらかにするマッサージ洗顔ジェル」と「ビオレ おうちdeエステ 肌をなめらかにするマッサージ洗顔ジェル 炭配合」の4点のジェル洗顔料を徹底比較していきます。
価格的にもよく比較される代表的な4点をピックアップしました。
どの商品も毛穴ケアに特化した人気商品。
それぞれの特徴を徹底的に比較していきます。
あくまで僕の個人的な見解も含まれていますのでご了承ください。
毛穴崩壊メカニズムはどれも同じ
実はこの3つの商品、毛穴を崩壊させるメカニズムはどれも同じなんです。どういうことか説明していきます。
主成分がどれも同じ
成分表を見てもらうとわかるのですが、この4つの商品はどれも主成分が同じです。実際に見比べてみましょう。
水、ソルビトール、トロメタミン、トレハロース、アルギニン、マンニトール、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ラウレス-21、ミリスチン酸、ラウレス-4カルボン酸、EDTA-2Na、水酸化K、フェノキシエタノール、香料
水、ソルビトール、トロメタミン、アルギニン、トレハロース、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、マンニトール、ヒドロキシエチルセルロース、ラウレス-21、ミリスチン酸、水酸化K、ラウレス-4カルボン酸、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、酸化鉄、炭、香料
水、ソルビトール、トロメタミン、トレハロース、マンニトール、PG、アルギニン、カオリン、炭、キハダ樹皮エキス、BG、ヒドロキシエチルセルロース、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、パルミチン酸、ステアレス-13、ラウレス-6カルボン酸、ラウレス-21、水酸化K、水酸化AI、酸化鉄、酸化チタン、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、香料
水、ソルビトール、トロメタミン、トレハロース、PG、マンニトール、アルギニン、ヒバマタエキス、チューベロース多糖体、トコフェロール、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ラウレス-21、ラウレス-6カルボン酸、キサンタンガム、イソステアリン酸、メチコン、酸化鉄、エタノール、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、香料
ここで注目してほしいのが、「トロメタミン」と「アルギニン」です。この2つが主に「毛穴崩壊」させるための成分なのです。どの商品も主成分として配合されていることがわかります。
花王の特許成分「トロメタミン」とは
他社には真似できない花王独自の成分が配合されています。その名も「トロメタミン」です。
「トロメタミン」とは2019年に花王が発見したばかりの成分で、毛穴の角質(タンパク質と皮脂)を溶解する効果があるとして特許を取得しています。
毛穴悩みの原因は角栓です。
角栓とは古い角質(タンパク質)と皮脂が混ざってできたもので、通常の洗顔料では角栓を洗い流すのは非常に困難です。
トロメタミンはこの角質と皮脂の両方を溶かし、角栓を洗い落とす作用があります。
それぞれの特徴
主成分に違いがないならどれを使っても一緒じゃないの?
そうですね、正直角栓を洗い流す力は大差がないように思えます。
具体的にそれぞれの特徴を解説していきます。
「ビオレ おうちdeエステ 洗顔ジェル」の特徴
- コスパが良い。
- 強い洗浄力。テカリ・ベタつきが落ちづらい方にオススメ。
透明なジェルで、ニオイは洗剤の匂いって感じ。いい匂いとは思いませんでした。
4商品の中ではコスパが良いです。
洗浄力は結構強めで、洗い上がりは固形石鹸で洗ったかのように肌がキュキュッとします。洗浄力が強い分、刺激も強めに感じました。なので、乾燥肌・敏感肌の方にはあまりオススメしません。
「ビオレ おうちdeエステ 洗顔ジェル 炭配合」の特徴
- コスパが良い。
- 炭配合で1番強い洗浄力。テカリ・ベタつきが気になる方に。
こちらの商品の方がまだ洗剤のニオイが控えめに感じました。普通にいい匂いです。
通常の「ビオレ おうちdeエステ 洗顔ジェル」とほぼ変わりませんが、炭が配合されているのでより皮脂を吸着する設計となっています。4商品の中では1番洗浄力が高いと思います。
洗い上がりは皮脂が全くないって感じの肌感。すぐにつっぱるのですぐに保湿をする必要があります。同じく乾燥肌・敏感肌の方にはあまりオススメしません。
ビオレの商品は皮脂を落とす洗浄力の強さが特徴。
上記2点の通常タイプか炭タイプのどちらかを選ぶとしたら単純に洗浄力の強い炭配合タイプのものがオススメですね。
「SOFINA iP ポア クリアリング ジェル ウォッシュ」の特徴
- 高い密着性がある。
- 週1・2回の集中ケアタイプ。
- 部分洗顔料のため量は少ない。
- 洗い上がりの肌がツルツル。保湿感がある。
コスパは4商品の中でちょうど中間ほどですね。
「ビオレ おうちdeエステ 洗顔ジェル 炭配合」と似たテクスチャーですが、こちらの方が粘度が高く、高い密着性があるのが1番の特徴。
他の製品とは違い、毎日使う洗顔料ではなく週1・2回の集中ケア洗顔料です。デコや鼻、顎など自分の毛穴が気になる箇所だけ使えます。いつもの洗顔をした後に使用します。
洗浄力自体はビオレよりも控えめな設計ですが、高い密着性があるので、毛穴をよりしっかり洗浄できるようなお手入れ感があります。洗い上がりは保湿感があるのにツルツルしていて、洗浄前より毛穴が目立ちづらくなったように感じました。
部分的にテカリが出やすい混合肌の方へオススメ。
ビオレのように毎日顔全体の皮脂を”しっかり”落としてしまうことに抵抗がある人はこの商品が良いでしょう。
「エスト クラリファイイング ジェル ウォッシュ」の特徴
- コスパは悪い。
- 洗い上がりの保湿感が段違い。
- 濃密ジェルで摩擦レスな洗い心地
- 香りがよくリッチな使用感
- 毛穴だけでなく、肌のくすみもケア
- 洗い流しやすい
花王の高級ラインと言える「est」のジェル洗顔。2022年に様々なアワードを受賞した話題の商品ですが、金額は4,950円(税込)と結構高め。
オレンジがかったジェルで、「ソフィーナiP」と同じぐらいの濃密さがあります。匂いは4商品の中では1番良かったです。
濃密なのに伸びが良く、ジェルと肌の間に厚みを感じるような摩擦レスでリッチな洗い心地。水と素早く混ざるため、1番洗い流しやすいジェルでした。
何よりも印象的だったのは洗い上がりの肌がツルツルなのに、押してみるとモチモチすること。かなり高い保湿感を感じました。また肌のくすみが軽減したような気がしました。
est独自保湿成分の「CPコンプレックスα」が配合されていて、洗い上がりの肌をコーティングする仕組みとなっていて、洗い上がりの保湿感に強いこだわりを感じます。
肌への優しさと洗浄力、使用感のバランスがとても良い商品でした。金額が高いだけあります。
肌のくすみ、毛穴、エイジングケアなど、幅広い悩みに普段からリッチなケアをしたい方にオススメです。
YOKOが個人的にオススメな商品
結局何を使ってみれば良いんだろう?
僕がオススメなのは「SOFINA iP ポア クリアリング ジェル ウォッシュ」です。
金額は1,980円と量の割には高く感じますが、週1〜2回の部分洗浄用なので意外と長持ちするので、そこまでコスパの悪さは感じなかったです。
男性のほとんどが混合肌と言われていて、顔に乾燥する箇所とテカる箇所が混在しています。
この商品で自分のテカリや毛穴が気になるところだけ集中的に洗浄することで、乾燥しやすい箇所に余計な刺激を与えません。
「毛穴崩壊洗浄+炭で皮脂を吸着」とうWパンチも毛穴悩みの男性にピッタリ。何よりも毛穴にしっかり密着してくれるので、「しっかり洗浄してるなぁ〜」と感じれるのが好きです。
実際に洗い上がりはザラザラ感がなくなりツルツルになります。洗いあがりに保湿感があるので、洗浄力強さ故の乾燥の心配はなさそう。
週1〜2回のケアなので、肌への負担も少なそうです。
もちろんすぐに角栓は無くなりませんが、1ヶ月間使ってみて実際に僕が毛穴が目立ちにくくなったと感じたこともオススメする理由です。
もっとこの商品について知りたい方は過去にレビュー記事を書いているのでそちらも読んでみてください。
他の商品についてはどう思う?
そうですね。他の商品についての僕の感想も軽くまとめておきます。
- 毎日使う洗顔にしては洗浄力が強すぎかも
- しっかりと保湿しないと逆にテカリの原因に
- 脂性肌の方にオススメ
- 同じく普段使いにしては洗浄力が強め
- 生産終了しているので手に入らなくなる
- ソフィーナiPのような部分洗浄として代用できそう
- 普段使いするジェル洗顔としては理想的なバランス
- 使用感が良い、続けて使いたくなる
- 金額が高いのがネック、お金に余裕あるなら是非オススメしたい
安いからビオレを使ってみようと思ったんだけどなぁ。
人それぞれ合うか合わないかは使ってみても全然良いと思います!
ただ僕は、ビオレの洗浄力の高さゆえに、昼間の鼻のテカリがいつもより目立つようになってしまいました。多分皮脂を取りすぎていたのでしょう。
あくまで個人的な感想なので、ご参考までに!最後まで読んでくれてありがとうございました!