【メンズの洗顔】「石鹸」と「フォーム」はどちらがいい?他にもある洗顔の種類と選び方。
毎日の洗顔料、メンズのみなさまは何を使われていますか?
チューブ型の洗顔フォームしか使ったことがないよ!どの種類が良いのか、あまり意識したことがなかったな。
石鹸の方が良い?なんて聞くけど、本当なのかな…。
そんな疑問に対して、洗顔料の種類、それぞれの特徴や相性の良い「肌質」について調べていきます。
洗顔料の種類
フォームタイプ
フォームタイプとは、洗顔料がペースト状になっているものです。チューブタイプの容器に入っている商品が多く、一度は使用したことがある、馴染みがあるタイプではないでしょうか。
固形石鹸タイプ
その名の通り「石鹸」です。色、形などは各商品で様々ですが、製造方法(機械練り/枠練り)により「配合できる成分」、「石鹸の溶け崩れ」、「泡立ち」などに違いがあります。
ジェルタイプ
ジェル状の洗顔料のため「泡立たない」のが最大の特徴。泡立てる時間をカットできるため、忙しい時などに活躍するタイプの洗顔です。
パウダー(粉)タイプ
パウダー(粉状)の洗顔料となります。酵素洗顔の商品にパウダータイプが多いのですが、酵素は水と混ざり合うことで活性化が始まり時間の経過とともに働きが弱まるため、パウダー状にしています。
ミルクタイプ
テクスチャが「とろ〜り」としたミルクタイプの洗顔料です。他の洗顔タイプと比較して使用している人が少ないタイプかもしれません。無印良品、資生堂の「IHADA」などの商品があります。
※クレジングミルクではなく「洗顔ミルク」となります。
各洗顔タイプの特徴と相性の良い肌質
各洗顔タイプについての特徴と、相性の良い肌質について知ってもらい、メンズ洗顔の参考にしてもらえると幸いです!自分の肌質をチェックしたい人は、チャートで分かる肌質診断を利用してみてください。ちなみに私は「乾燥肌」でした!
フォームタイプ
【特徴】
フォームタイプの特徴は泡立ちの良さ。「フォーム」とは英語で「泡(foam)」を表す単語。肌の汚れは「泡」で包み込んで浮かせるため、泡立ちが良いフォームタイプは洗浄力にも期待ができ、泡で洗うことで肌へのダメージも抑えることができます。
【相性の良い肌質】
・脂性肌
・混合肌
皮脂などでベタつきやすい「脂性肌」や「混合肌」。泡立ちが良いフォームタイプは皮脂などの汚れをしっかり落とすことが期待できるため、相性の良い洗顔料となります。
これまでの体験で泡立ちと使用感が抜群に良いバルクオム、ニキビや肌荒れの予防ケアに効果がある有効成分を含むオルビスミスターの洗顔フォームの記事も参考にしてもらえればと思います。
固形石鹸タイプ
【特徴】
「合成界面活性剤」を使わないのが石鹸。「天然油脂」と「アルカリ」が主な原料となります(「石ケン素地」と表記されることもあります)。石鹸はこれまでの歴史が長いため、肌、または自然への安全性についても高いと考えられます。
使用面だと泡立ちにくい、衛生面での管理(水分の拭き取りなど)も必要になります。それでも長年愛されている石鹸ならではの使用感、安全性などが特徴となります。
【相性の良い肌質】
・普通肌
・乾燥肌
泡立ちの面もあるため、汚れをしっかり落とすことはもちろんですが、石鹸ならではの使用感、また石鹸に配合されている成分(薬用など)に注目して選べると良いと思います。
個人的に好きな石鹸タイプ。「B.A(ポーラ)」のメンズラインの「B.A MEN」ザソープはハーバルの香りが心地よいお気に入りの商品。体験記事を参考にしてみてください。
ジェルタイプ
【特徴】
泡立たないのが特徴のジェルタイプ。泡立てる行程がないため、すぐに使用できる点が忙しいメンズには重宝されるタイプではないでしょうか。スクラブが含まれるジェル洗顔であれば毛穴ケアも期待できます。
【相性の良い肌質】
・乾燥肌
・敏感肌
商品によりますが、刺激に弱い肌質に向いている洗顔タイプです。泡立たないため汚れを落とす面では弱いのですが、保湿の観点ではメリットがあります。注意点は泡がないため肌への摩擦が起きやすいこと。
合わせて読みたいTHREEのジェル洗顔の体験記事。また今回は多くの美容メディアでも取り上げられていたest(エスト)のジェル洗顔を自腹で購入。こちらの体験記事もご参考にください。
パウダー(粉)タイプ
【特徴】
酵素洗顔の商品に多いパウダー(粉)タイプ。水と混じり合うことで酵素が活性化することは前述のとおりですが、酵素パウダーは酵素の働きで汚れを「分解」して落とすため、古い角質、毛穴などの汚れを落とすことが期待できます。
【相性の良い肌質】
・脂性肌
・混合肌
・普通肌
各肌質で試してみたいパウダータイプですが、酵素洗顔では肌が弱っている状態だと、さらなる刺激を受ける可能性があるため、乾燥肌、敏感肌の人は注意が必要となります。
酵素洗顔をついに経験!編集長YOKOの記事と合わせて、体験記事を参考にしてみてください。
ミルクタイプ
【特徴】
「とろ〜り」としたテクスチャが特徴のミルクタイプ。泡立てるタイプ、泡立てないタイプと様々な商品があります。泡立てるタイプ(無印良品)では、脂汚れが落ちているにもかかわらず、洗い上がりは保湿も感じる新感覚のタイプかもしれません。
【相性の良い肌質】
・乾燥肌
・敏感肌
肌は弱いけど、汚れもある程度はしっかり落としたい人に合うタイプです。今回は無印良品の「洗顔ミルク」を体験しましたが、使用感が良く、乾燥が気になる冬の季節だけでなく、夏場でもスッキリ使えるような使用感でした。
まとめ
今回は洗顔料の種類、それぞれの特徴や相性の良い「肌質」について記事を書きました。相性の良い「肌質」がある一方で、使用感、実際に合う、合わないと個人差があると思いますので、この記事の内容を参考にいただき自身に合う洗顔料を探してもらえるとうれしいです!
私は使ったことがない「ジェルタイプ」、「パウダータイプ(酵素洗顔)」を体験してみたいと思います!